埼玉医科大学病院 放射線科

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ご挨拶

新津教授

ようこそ、埼玉医科大学病院放射線科のHPへ!

埼玉医科大学病院 放射線科
教授・前診療部長  新津 守


このHPは特に、これから後期研修を始める研修医の皆さんや医学生の皆さんを念頭に作成しています。このHPで少しでも当科の雰囲気が伝われば嬉しいです。病院設備や放射線科機器、診療業績などは 病院の公式HP をご覧下さい。

放射線科の魅力は何と言っても、画像を通じて、全身の疾患を診れる点、そしてほぼすべての科に対応する点です。今や画像診断なくして診断業務は成り立ちません。日本は世界一のCTとMRIの保有国です。現状ではそれらの画像の半分以下しか、放射線科専門医の管理下になく、画像の質、診断の正確性が問題となっています。放射線科専門医は診断・核医学専門医と治療専門医から構成されますが、いずれも極端に不足しています。最終的な専門医資格取得には他科とほぼ同等の卒後約7年(後期研修開始後約5年)が必要ですが、それまでに基本的手技と読影・治療知識を習得します。放射線科専門医は画像に関してのプロフェッショナルで、日常の病院業務では画像報告のほかに他科とのカンファレンスを主導します。完全なホワイトカラーで、専門医取得後も、一生、たゆまぬ勉強が必要です。ですが、ひとたびその領域で画像知識を身につければ、現在ではITの恩恵もあり、いつでもどこでも画像診断が可能であり、海外留学中や産休・子育て中の多くの放射線科医が自分自身のペースで仕事をしています。

埼玉医大の宣伝を一つ。現在、東京へ通勤しているサラリーマンの退職後は、地元医療機関を受診する場合が大半です。中でも埼玉県は今後10年間で飛躍的な患者増加が予想されます。埼玉県の医科大学として本学も受診者増加、医療高度化の要求は必至です。埼玉医大3病院の、診断部、治療部ともに大幅な人員増加が求められます。3病院の外来数、ベッド数はわが国でもトップ5に入ります。2014年度からこの3病院合同の後期研修プログラムが発足します(研修案内)。3年間で3病院の診断・核医学・治療を研修し、3年目の後半に最終進路を決めるカリキュラムです。さらに[ 大学病院 + 国際医療センター]、および総合医療センター、のほかの2つの選択肢もあります。また3病院の指導医の陣容もHPのスタッフ紹介で確認して下さい。日本有数の指導医陣容と自負しております。

このHPをご覧いただいている皆さんが、埼玉医大の放射線科に興味を持っていただければ望外の喜びです。画像診断、放射線治療を通じて、日本の医療に貢献しましょう!



新津 守 プロフィール
1956年長野県長野市生まれ。県立長野高校卒業。東京大学工学部卒、筑波大学医学部卒、同大学院医学研究科修了。博士(医学)。
日本医学放射線学会放射線診断専門医、医学物理士、第1種放射線取扱主任者免許
趣味&特技:水泳、オーケストラ(ホルン)

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